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  〜言葉と心のすれ違い〜
   
タイには、アメリカみたいに多くはないけど古着屋もあります。



テキサスからの品物多し。



今回のタイでは古着はなく、



ハンドメイドで作ってくれる所を廻り交渉。



何日も何日も歩いて交渉して、やっと良い物を発見。



そんなものに出会えた時は、素直に感動です。



注文は、もちろん英語。



でも、英語って言っても私の英語。



しかし優しい女ボスは理解してくれました。



時間なくて、困らせてしまったけど、



かわいいのをハンドメイドで作ってくれました。



ありがとう。


ほかにも色々廻って、買いました。




ここまでは順調な買い付け。



問題なく事は進んでいました。








しかしここで壁にぶち当たります。



かわいいアクセサリーをハンドメイドで作っている、男の子に出会いました。




その子はビジネスをするタイプの子ではない感じでした。




たぶん、


“自分の趣味で露店に何個か作って置いてます”



みたいな子でした。



そんな子に、私は大量に作れるか聞いてみました。



案の定、


『作れない』



と、冷たく言われました。



しかし私は諦めずに交渉。



彼は渋々、オッケーを出してくれました。



デポジット(予約料)を払い、


『じゃあ3日後に取りに来るね!』



と、お願いをしてきました。




3日後....


アクセサリーを取りに行くと.....




私の目の前には、頼んだデザインと全く違うアクセサリーが大量に...




!!!!!!!!?




『Why????』




真っ先に出た英語。




『頼んだものと全然違うし、1つも同じのじゃないじゃん!』




私が言うと、


「石が足りないと言ったはずだ」



と、彼も片言の英語で言ってきました。



散々言い合った結果.....




「僕が作ったものが気に入らないなら買わなくていい。」



と言って、デポジットを全て返して来ました。








なんか悲しくなりました。




言葉の壁。




コミニケーション不足がゆえに起こった事。




もっと私が言葉が出来たら、起こらなかった事。




1人の男の子を傷つけてしまいました。





私はこの3日間、彼が毎日、路上の片隅でアクセサリーを
作っていたのを見ています。




頑張ってくれていた姿を見ています。




だけど、こっちも仕事だから、頼んだものは、ちゃんと作ってもらわないと困
ります。






けど、何か


≪人として傷つけてしまった≫



という罪悪感のが大きかった。




だから彼の所に、また戻り、全部買い取りました。




そして、



『私が頼んだアクセサリーは、何日くらいかかる?』



と聞くと



「1カ月かかる。」



と言われたので




『じゃあ1ヶ月後また取りに来るから作ってくれる?』



と頼むと



「がんばる」




と言ってくれました。




きっとビジネスをする人間なら、この選択肢は、




間違いなんだと思います。




今回の買い取り代、来月の飛行機運賃、滞在費、新しいアクセサリー代....




もろもろ計算するだけで完全赤字です。



けど、なんか良かったです。




うまく表現できないけど、



彼が、また私と約束してくれて




良かったです。


 

 

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